座禅の姿勢
今回は「禅スタイル・ブレストレーニング」の基本でもある、座禅の姿勢についてご紹介します。
坐禅(ざぜん、座禅とも)とは、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅の基本的な修行法。 坐禅はMeditation(瞑想)と翻訳される場合があるが、眼を閉じて思考する瞑想と坐禅は別概念である。 なお、『ヨーガ・スートラ』に説かれる古典的な意味でのヨーガ(瑜伽)も、坐禅と同じものである。
ちなみに座禅の究極の目的は「無我の境地」です。
基本的には何も考えず、呼吸に集中することです。
それでは、まず座禅の姿勢ですが、
坐り方 - 調身、調息、調心
調身 - 姿勢を調える
座具 :まず厚めの座布団を一枚下に敷き、その上に自分に合った高さの座蒲(ざふ)を敷く。 座蒲がない場合には、座布団を二つ折りに折って重ね、それを尻の下に当てる。蒲団の高さは、 各自で加減して決める。最も安定感を覚える高さがよい。
腰の位置:坐った時に、ひざが浮かない程度に浅く坐る。両膝が確実に、 座布団につくようにすること。両膝と尾てい骨で正三角形を作る。
足の組み方:右足を左ももの上にのせ、左足を右ももの上にのせる…これを結跏趺坐(けっ かふざ)という。この結跏趺坐ができない場合には、左足を右ももの上にのせるだけでもよい。 これを半結跏趺坐(はんかふざ)という。足の組み方は反対でもよい。どちらの坐り方でも、ひざ が浮かないように注意する。そして、尾てい骨と両ひざで作った正三角形の中心に重心が落ちるよ うにすることが大切である。その要領は、尻を後ろに引き、下腹を前に出すようにするとよい。現代人はイス中心の生活により脚の柔軟性が衰え、また体形によっては脚を組むのに苦痛を伴うこともあります。最初はスムーズにできないこともあると思いますが、日々の積み重ねにより克服することができます。なお、疾患などで足を組めない方は、イス坐禅(※下記参照)をお勧めします。
■結跏趺坐と半跏趺坐
■手の組み方
坐禅中の手の形は法界定印(ほっかいじょういん)です。
上体が整ったら、法界定印をつくってください。親指と親指が軽くふれる程度にくっつけ、きれいな楕円形をつくります。
法界定印の形にその人の坐禅中の心の状態があらわれ、余計な力をいれて力んだり、逆に親指がダラリと下がることがよくあります。法界定印は浮かさずに脚のつけねにのせて、下腹に軽くくっつけてください。
坐禅中の姿勢は、背骨をまっすぐにのばし、頭もてっぺんで天を突き上げるようにします。あごを少し引き、肩の力をぬいて、お腹をすこし突き出すようにグィッと腰を入れます。
視線は、およそ半畳先の地面を見るようにします。眠気を誘うので目は閉じず、自然に開いてください。すこし下を見る形になるので、仏像などと同じ、いわゆる半眼の形になります。
最初は半眼しづらい場合は、目を閉じても構いません。慣れたら半眼で行いましょう。
口は、舌先が上の前歯のつけねあたりに当たるように閉じてください。自然に軽く閉じるとそのような形になります。呼吸は先ほどと同じ腹式呼吸ですが、鼻でおこなうようにします。静かに深い呼吸を、丁寧にすることが大切で、あまり意識して強調しすぎてもいけません。
※イス坐禅は身体の大きさに適したサイズの椅子でない場合、長時間すわると不安定になる場合があります。特に、足の置き所、高さが肝心です。
以下、注意すべき点です。
背もたれにはよりかからずに、背骨をまっすぐにする
※坐禅用椅子は背中を背もたれにくっつけるように設計されている物もあります
足の幅は肩幅ぐらいに開く
足が浮いて安定しない場合は高さを調節する
※特に女性は椅子が高すぎる場合が多いようです
以上です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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